ドリッド便り

不定期的にマドリッドの春夏秋冬の様子をアップしてまいります。

  • michiko18

スペインで日本を想う

ここ一週間ほど、マドリッドでは日本文化に触れるイベントが目白押し!

日西外交関係樹立150周年に因んで、様々な使節団が来られたり、公演や映画上映、ワークショップなどが行われています。


6月25日(月)王立植物園では和太鼓の実演とワークショップ。

「はやと」の金刺敬太さんと山木屋太鼓の遠藤元気さんの競演。お二人は今回マドリッドで初めてお会いになったとか、お互いお忙しいスケジュールの中、時間を調節され、日西文化交流イベントとしてこの屋外での無料コンサートが実現したとのこと。開演3時間前に初顔合わせ、打ち合わせ、そして本番に臨まれたそうですが、素晴らしいコラボ演奏を披露してくださいました。王立植物園の鬱蒼とした緑の中、和太鼓を堪能させて頂きました。スペイン人の方たちもとても楽しんで、盛り上がりました。演奏の後のワークショップではちびっこたちがたくさん挑戦していました。



翌日、26日(火)は日西文化交流使節団によるコンサートが王立サンフェルナンド美術アカデミーのオーディトリアムで行われました。

黒沢博幸さんと大間ジローさんによる音楽ユニット「天地人」の公演、それに今回は福島の復興を応援ということで、山木屋太鼓の遠藤元気さんとのコラボ曲も含め、津軽三味線と和太鼓の競演を楽しませていただきました。

スペイン王立美術アカデミー、フェリペ6世やカルロス3世が見下ろすバロック様式の空間の中、厳しい自然と闘う東北の人々を想って作られた曲を聞きながらとても不思議な感覚を覚えました、時には激しく、時には物悲しい津軽三味線の音色は心の一番深いところに届いた感じです。

アンコール曲、黒沢さんが即興で「ふるさと」のメロディーを弾き始めると、観客から最初は小さな声で、やがて会場に響き渡る歌声が響き渡りました。

どこにいても「故郷」を想う気持ちは誰もが同じ。400年前、スペインの地から遠い日本の故郷を想った支倉常長のこと、現在、故郷を永遠になくしてしまった福島の多くの人たちのことを思い、「ふるさと」を歌いながら胸が熱くなりました。


そして、今日、6月27日(水)から7月1日まで、マドリッド市内にあるカナル劇場で「平成中村座」による歌舞伎公演が行われます!

今夜、初日に私も観劇に参ります。

藤娘と連獅子、楽しみでなりません。

http://www.kabuki-bito.jp/news/4611


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